この記事では、やる気が出なくて「やるべきことが出来ない」とお悩みの方のために「モチベーション不要の作業術」をご紹介したいと思います。
今回は、具体的な作業の仕方について主に解説しますが、その基本となる考え方についてはこちらの記事に詳しく書いていますので、まだお読みで無い方は併せてご覧ください。
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モチベーションなどいらない|むしろ上げてはいけない【要注意】
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それでは早速はじめていきましょう。
本記事の内容
モチベーション不要の作業術【具体的手順】
モチベーションゼロで作業をするためには、ちょっとした工夫が必要です。
なぜなら、モチベーションゼロということは「これがやりたい!」という衝動無しで行動するという意味であり、実際にその行動の起こすためには「何かしらのきっかけ」が必要になるからです。
そこで、手軽にできる「行動のきっかけ作り」をここでご紹介します。
タイマーで作業時間を計測せよ
恐らく大抵の方はスマホをお持ちだと思うのですが、その中にタイマーのアプリがあると思いますので、ここではそれを使います。(もちろんキッチンタイマーでもOKです。)
使い方は簡単です。
「今自分がやらなくてはいけないことをやる直前」にタイマーを設定してスタートボタンを押すだけです。それが「行動のきっかけ」となります。
人間とは不思議なもので、こんな子供だましのような方法でも、不思議なくらい行動できてしまいます。
ただ、ここで一つ大切なポイントがあります。
一つの作業は20分程度で終わり
タイマーを使うということは、時間を設定するわけですが、この設定時間がかなり重要です。
わたしが試した感覚では10分~20分が適当かなと思います。
一節によると、人間が一つの事に連続して集中し続けられるは15分程度、だということらしいので、その意味でも適切な設定時間は20分前後、長くても30分程度が限度でしょう。
もちろん、個人差があると思うので、作業中にタイマーが鳴った時に「まだまだ全然いけるな」という感覚があるかどうかで判断してみると良いかと思います。
間違っても、疲労感を感じるような長さには設定しないでください。
これはすごく大事なことになりますので、ここで少し掘り下げて詳しく解説します。
モチベーション不要の作業術【理論】
モチベーションゼロ、と聞くとなんだか「やる気がない状態」を想像してしまうかもしれませんが、それはちょっと違います。
「やる気が全くでなくて動けない状態」というのはモチベーションが”マイナス”の状態です。
そうではなくて、ここでは「やる気があるわけでもなく、無いわけもない」という状態を”ゼロポイント”として説明します。
設定時間を短くする理由
前項でお伝えしました通り、タイマーの設定時間は「人間の集中力の持続時間」から考えて「20分程度が適切」とお伝えしましたが、理由はそれだけではありません。
コンスタントに質の高い作業を毎回こなすためには、疲労が大きくなりすぎてはいけません。
ですので、仮に、作業をやり始めたら思いの他盛り上がってきて「もっとやりたい」と思ったとしても、タイマーがなった瞬間にそこで作業を切り上げます。
たとえやる気があり自発的に作業していたとしても、長時間の作業によって疲労は少しずつ蓄積していってしまうからです。
そして、その疲労があるラインを超えてしまうと、その回復のために余計に時間がかかってしまうことになります。
例えるならば、「調理に使ったフライパンをすぐに洗えば一瞬でキレイにすることができますが、長く放置するとそのこびり付いた汚れを落とすために余計に時間を必要としてしまう、、」そんな感じです。
ですから、作業は絶対に疲労感を残さない範囲で打ち切る必要があるのです。
どうせなら複数種類の作業をローテーションで回す
やるべきことが一つだけであれば、タイマーが鳴って作業を中断後に休憩に入るわけですが、それよりも私がおすすめしたいのが、休憩するかわりに他の作業を行う、という方法です。
タイマーできっちり時間を計り、疲れてしまう前に作業を切り上げた場合、途中で休憩を挟まなくても別の作業をすることによって休憩と同じような効果があるので、非常に効率的です。
現在、わたしは完全引きこもり生活を送っていますが、1日の中で「休憩時間」というものはほとんどありません。基本、常に何かの作業をしています。
せっかくですので、ここで私のローテーションを簡単にご紹介します。
引きこもりオヤジヌンヌンのローテーョン
私の引きこもり生活の一日は、非常に機械的な感じで、以下のローテーションを一日中ぐるぐる回しています。
1日のローテーション例
写経(ライティング力アップのため)
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英語学習
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ギターの練習
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ヴォイストレーニング
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ブログ執筆作業
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読書
一つ一つの作業は10分~20分で、特に順番は決めてはいませんが、だいたいこんな感じのローテーションでやっています。
一時期、ブログ執筆に集中し過ぎてこのパターンを崩し、タイマーも使わずに作業をしてみたのですが、執筆自体は進んだものの、疲労が蓄積したり、他の分野が疎かになったりと、良いことはありませんでした。
ということで結局、またこのパターンに戻した次第です。恐らく、ここから半年くらいはずっとこのパターンで行くと思います。
まとめ
今回は、簡単にですが「モチベーションに頼らないで作業を進める方法」について解説しました。
やっていることは別に特別なことではありませんが、人によってはこのやり方を取り入れることで、人生が変わるくらいのインパクトがある方法だと自負しています。
もし、興味のある方は試しにトライしてみてほしいです。やり方は簡単ですし、必要な道具は「タイマーだけ」ですからお金もかかりません(笑)
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参考モチベーションなどいらない|むしろ上げてはいけない【要注意】
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