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英英辞典のみに学ぶ範囲を絞る理由

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わたしは今現在、英語の学習を「英英辞典の定義文の音読、暗唱」のみに絞っています。

 

今回は、私がなぜそのような学習法を実践しているかについて、お伝えしたいと思います。

 

英語教材や映画、オンライン英会話など、あれこれ手を出しているけどイマイチ上達が感じられない、そんな方に読んでいいただきたい記事です。

 

 

英英辞典のみに学ぶ範囲を絞る理由

私が英英辞典を使って学ぼうと思ったのには理由があります。それは以下のようなものです。

 

  1. 約3000語の限られた定義語のみを使って解説されている
  2. わかりやすい平易な文章で書かれている
  3. 日本語を介さないので、英語脳を積極的に作っていくことができる
  4. 一つの単語を別の単語に置き換える能力が身につく
  5. 学ぶ範囲を絞ることで、感覚的な文法力がより早く身につく

 

一つ一つ説明していきます。

 

1.約3000語の限られた定義語のみを使って解説されている

基本的に辞書というものは、世の中のあらゆる単語の意味をわかりやすく説明したものです。

 

そして、学習者用の英英辞典のほとんどは、単語の意味を説明する「定義文」で用いる単語数を限定しています。

 

言い換えれば、「何十万とある単語」を、それよりずっと少ない「数千の単語」で表現してくれているのです。

 

◎「英語を正しく使いこなせるようになること」

◎「言いたいことを英語でなんでも言えるようになること」

 

以上を達成することが、多くの英語学習者の目標だと思いますが、英語表現は「ただ知っている」のと、実際に「使いこなせる」のとでは、そこで求められる習熟度は大きく異なります。

 

実際に、一つの単語や表現を「使いこなせる」レベルまで昇華させるには、その単語や表現に何度も触れる必要があります。(それも違ったパターンで)

 

ですから、実用的なレベルの英語力を身に付けるためには、ある程度範囲を絞ってそれを深めていく必要があるのです。

 

あまりにたくさんの単語や表現を同時に学んでしまうと、それだけ遠回りをすることになります。

 

なので、学ぶ範囲を「3000語」に絞ることで「英語を使いこなせるようになるまでの時間」を圧倒的に短縮しようというのがここでの狙いです。

 

2.わかりやすい平易な文章で書かれている

1と同じ話になりますが、「英語を使いこなせるようになること」をなるべく早く実現するためには、限られた単語と限られたシンプルな表現方法を繰り返し練習するのが一番です。

 

そして、平易でわかりやすい英語を覚えることは、また別に大きなメリットがあります。

 

英語は世界中の人々によって使われている言語です。そして実際には、その大半に人たちが英語を母国語としない人たちなのです。

 

ですから、ネイティブスピーカーにしかわからないような高度な表現は、ノンネイティブの人達にとってはある意味不親切であり、最初から一生懸命覚えてもあまり役に立たないのです。

 

もちろん、そういった高度なものを身に付けるのも良いと思いますが、学ぶ順序としては、まず最初に簡単なものから学び、使いこなせるようになるべきでしょう。

 

今後英語を母国語としない外国人と関わっていくことを考えると、物事をやさしくわかりやすく伝える能力を身につけることは、コミュニケーションや人間関係を円滑にする大きな助けとなるでしょう。

 

3.日本語を介さないので、英語脳を積極的に作っていくことができる

学習の初期の段階で日本語の助けを借りるのは全く問題ありませんが、最終的に英語を自在に使いこなせるようになるためには、「英語脳」がどうしても必要です。

 

いつまでも英語の意味をその都度日本語に訳していては、リアルタイムに行われるコミュニケーションに追いつくことは不可能でしょう。

 

当たり前ですが、英英辞典は英語のみで書かれています。

 

例え単語の意味がわからなくても、別のやさしい英語でその意味を知ることができますから問題ありません。

 

英語を英語で学習していくことによって、より効率的に英語脳を作っていくことができます。

 

4.一つの単語を別の単語に置き換える能力が身につく

英英辞典を調べると、定義文の中には、調べた単語と同じような意味を持つ単語が複数登場します。

 

その定義文を「暗唱レベルまで音読していく」わけですから、当然、複数の単語をセットで記憶していくことができます。

 

そうすれば、実際のコミュニケーションの中で、相手のレベルや状況に合わせてさまざまな伝え方ができるようになるはずです。

 

実際にこの能力は「母国語であっても」個人差があります。当然その能力に長けている人の方が、コミュニケーションを円滑に行うことができます。

 

5.学ぶ範囲を絞ることで、感覚的な文法力がより早く身につく

こちらの記事にも書いてあるとおり、私は文法学習が苦手(嫌い)です。基本的にやりません。

 

しかし、実際にハイレベルな英語を身につけるためには、「必ず」文法力が必要です。それもその文法力とは「知識」ではなく「体感レベルまで昇華された文法力」のことを指します。

 

そのような本物の文法力、実用的な英文法というものは、膨大な量の英語をインプットし、脳がその法則性を自ら見つけ出すことによって初めて身につきます。

 

であるならば、脳がより簡単に「法則性」を見つけ出せるように、ある程度学ぶ範囲を絞ってあげるといいのではないか?との仮説が立ちます。

 

学ぶ内容の中に、様々なバリエーションが含まれたり、省略やスラングのようなものが含まれてしまうと、恐らく脳は混乱をきたしてしまうでしょう。

 

「あれ?この前はこういうパターンだったのに、今回はなんでこうなるの?」みたいなことが度々起こってきてしまえば、脳みそはなかなかその法則性(=文法)を見つけ出すことができないはずです。

 

私が最初から生きた会話の宝庫である「映画」で英語を学ばないのは、そういった理由からです。

 

映画で英語を学ばない理由

映画の場合、その英語が自然すぎるが故に、型が無く、自分で正しい英文を作りだすために必要な”実用的な文法力”を身に付ける教材としては「最適ではない」と判断したのです。

 

とはいえ、映画が英語の学習に優れているのは事実です。あくまでも、学ぶ順序の問題です。

 

英英辞典がスラスラと理解できるようになった後に、映画などの生の英語に近いものを学習するのが最も効率的だと思います。

 

楽器の練習で考えるとわかりやすいのですが、初心者がいきなり玄人好みのアドリブプレイから学ぶことは基本的にありません。なぜなら、プレイ自体が複雑過ぎて理解することが難しいからです。

 

それよりも、最初の段階では体系化された練習曲のようなものの方が、圧倒的に理解しやすく効率的に技術を磨いていくことができます。

 

よく、ネイティブスピーカーは英語を自然に覚えると言いますが、それはウソです。日常会話程度ならまだしも、しっかりとした正しい英語を使いこなすためには、ネイティブスピーカーであったとしても学校の授業で英語を勉強する必要があります。

 

我々も国語の授業で日本語を学びましたよね。

 

実際、海外育ちの日本人で親が日本語を意識的に教えなかった人が話すのを聞いたことがありますが、かなり危なっかしい印象でした。

 

語学というものは、ネイティブ、ノンネイティブ関係なく、長い時間をかけて学ぶ必要があるのです。

 

まとめ

この記事では、私が現在学ぶ範囲を英英辞典のみに絞っている理由についてお伝えしました。

 

あれこれ手を出しているけどイマイチ英語の上達を感じられない人は、試しに一定期間、学ぶ範囲を小さくしてみることを強くオススメします。

 

きっと、以前よりもずっと学習効果を感じることができると思います。

 

 

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