
つい先程、ブログのデータを分析していたら、「無職 つまらない」という検索ワードで私の別の記事が検索結果にかなりの数表示されていることがわかりました。
正直なところ、一瞬意味がわかりませんでした。なぜなら、私は無職になってからというもの「暇だ」と思ったことも「つまらない」と思ったこともないからです。
そして、少し考えてみたのですが、結論としてはタイトルにもあります通り、無職がつまらないのは「主体性」がないから、だということです。
無職の「暇つぶしの方法」を紹介するような記事は他のブロガーさんに譲るとして、当ブログでは「無職でつまらない」と感じるその根本原因とその対策についてご紹介したいと思います。
※本記事を題材に「主体性」をテーマとした音声対談を行いました。こちらもあわせてどうぞ^_^
本記事の内容
- 1 無職がつまらないのは「主体性」がないから
- 2 「仕事は与えられるもの」という発想
- 3 サラリーマン的発想を抜け出しておかないと「定年で腑抜け」になる
- 4 無職を楽しむために必要なのは主体性|自発的に何かをはじめる
- 5 あなたを一生退屈させない2つの道|自己研鑽と創作活動
- 6 自己研鑽とは最高の娯楽
- 7 スポンサーリンク (adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({}); 自ら何かを生み出す創作活動
- 8 スマホゲームに没頭する人の気持ちが1ミリもわからない
- 9 主体性を持って生きれば「人生の寿命が伸びる」
- 10 若者で「暇」という人間の未来は相当な絶望が待っている
- 11 主体性のない人間はAIにいち早く取って代わられる
- 12 まとめ
- 13 ※本記事に関する音声対談はこちら▼
無職がつまらないのは「主体性」がないから
世の中のサラリーマンの多くは、「こんな生活はさっさと卒業して自由になりたい」と思っているかもしれません。しかし実際には、そうなったらそうなったで、「暇だ。つまらん」となってしまう方が非常に多いようです。
その原因は、それまでの人生で、本当の意味で自分で考え自分で行動してこなかったからだと言えます。
「仕事は与えられるもの」という発想
正社員でもアルバイトでも、どこかに勤めるということは「指示されて動く」というのが基本です。もちろんその枠の中で「自分なりに考えて行動する」ということはあるでしょう。
しかしそれでも、根本的な部分では命令されて働いているのとほとんど変わりません。
言い換えるなら、カゴの中の鳥がカゴの中という小さな空間内で動くことが出来ているようなものです。
そして、そういった状況に慣れすぎた人間は、いざ「指示する存在」がいなくなってしまうと、何をしていいのかがわからなくなります。
そのために、退職して自由になったはいいが、誰も命令をしたり、目標を与えてくれる人がいないので、結果的にやることがなくなってしまい「つまらない、、」となってしまうのです。
サラリーマン的発想を抜け出しておかないと「定年で腑抜け」になる
サラリーマンとして企業で勤め上げ、定年を迎えた人達は、それまであったはずの肩書や役割を失うことによって「腑抜け状態」になってしまうことが多いです。
これはある意味当然の事です。
定年を迎えるまでの間、ストレスに耐えなが、自分なりに頭と身体を使って戦ってきたつもりかもしれませんが、実際にはそれは錯覚で、ただただ会社の言いなりの操り人形に過ぎなかったのですから。
会社という枠組みの中にいると、自分自身がただの操り人形であることに気付けない人は結構多いようで、そのような人が職を失った場合、文字通り「糸の切れた操り人形」になってしまうのです。
本人としては、社会に出て大人として立派に自立していたつもりだったが、実際には会社の力で立てていただけ、ということです。
無職を楽しむために必要なのは主体性|自発的に何かをはじめる
では、そんな操り人形状態を抜け出すためにはどうしたらいいのかと言うと、一番シンプルなのが、「自分で何かを始めてみる」ということです。
これは何もいきなり「起業しましょう」といったような話ではなく、「自分で目標を思い描き、それを実現するための計画を立て、実行する」ということをやりましょう、ということです。
大切なことは「自発的に目標を立てる」ということです。他人は関係ありません。人にどう思われようが、それがあなたの本当に興味のあることでありさえすればいいのです。
あなたを一生退屈させない2つの道|自己研鑽と創作活動
人生を本当の意味で楽しみ続けるためには、「自己成長を感じること」そして「自発的に何かを生み出すこと」が欠かせません。
この2つが無い人生というのは、ほとんど「動物と変わらない」とさえ言えるかもしれません。
もちろん、価値観は人それぞれですから、「むしろ動物のように生きるのがサイコー!!!」という人もいるはずです。
ですが、この記事に辿り着いた方は「無職でつまらない」と感じている人でしょうから、恐らくそれには当てはまらないでしょう。
ぶっちゃけますと、私は一時期「動物的に生きること」に憧れたことがあります。だって、幸せそうじゃないですか(笑)深く悩むこともなければ、必要以上に未来を恐れることもなく、ただ目の前の楽しいことだけを追いかけていく。
しかし、それは既に諦めました。そういうタイプでない人間があとからそうなるのは至難の技ですから。
自己研鑽とは最高の娯楽
日々何かに取り組み、少しずつ自分が成長していくのを実感できるのは、何よりも楽しい娯楽です。
YouTubeなどで、さまざまなジャンルのすごい人たちを見ていると、人間が持つ無限の可能性を強く感じますし、「自分もそうなれるかも、、?」という希望が持てます。
そして、理想の自分を強くイメージし、それに向って日々コツコツと努力を積み重ねていくプロセスは、人間に与えられた最高の楽しみの1つだと言えます。
しかも、ただ楽しいだけでなく、自分を磨けば磨くほど、この社会の中での自分の価値が上がることになり、その結果より豊かになっていきますし、誰かを助けたりすることもできるようにもなります。
自己研鑽には終わりがありませんから、一度ハマってしまえば、あなたの人生から「暇」とか「つまらない」という概念が消えてしまうでしょう。
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自ら何かを生み出す創作活動
自己研鑽で磨き上げたスキルを活用して、何かを自発的に生み出すことも、人間らしい喜びが得られる行為の1つです。
有りもの(誰かが作ったもの)を楽しむことも素晴らしいですが、自分が造り手に回ることはもっと素晴らしいことです。
自己研鑽と同じように、創作活動は生きている限りずっとできることですから、暇を感じるどころか「時間がいくらあっても足りない」とすら感じるはずです。
スマホゲームに没頭する人の気持ちが1ミリもわからない
私が以前から個人的に感じていた事なのですが、子供や学生ならまだしも、大人が電車などでスマホゲームに熱中していることが理解できません。
その姿はそのまま「私は成長することをやめました」と言っているようなものです。
もし、そのような人が会社や社会に対する愚痴を言おうものなら、まさに意味不明。少しでも成長しようと努力しない人間が、他人には文句ばかり言っているわけですから。
自己研鑽し続ける人間に、「ひまつぶし」という概念はありません。
主体性を持って生きれば「人生の寿命が伸びる」
長年会社に勤め、やがて定年を迎えたとたんに腑抜けのようになってしまう人が多い、と聞きますが、それはつまりその時点で半分死んでいるということです。
生きているようで死んでいる。
逆に、主体性を持って自ら発想し、自ら行動を起こせる人間は「定年」という概念がありませんから、70歳でも80歳でもやることがたくさんあります。
それはつまり、「寿命が伸びている」ということになりませんか?
何年生きられるかを考える前に、「今自分が本当に生きているのか?」を考えるのが先です。
若者で「暇」という人間の未来は相当な絶望が待っている
今時代は急速に変わりつつあります。
これまでであれば、「誰でも出来ることを命令されてやっているだけ」で食べていくことが十分可能でした。
しかし、もはやその時代は終わりを告げようとしています。「誰でも出来ること」はすべて機械(AI)がやってくれるようになるからです。
主体性のない人間はAIにいち早く取って代わられる
コンビニやスーパーに行くと、最近ではお金の勘定は機械がやってくれるようになっています。もちろん、この程度のことは序の口で、今後はもっと人間の仕事が奪われていくでしょう。
もちろんAIは万能ではありません。まだまだ人間には遠く及ばない能力というものがたくさんあります。
AIが苦手な作業の中で代表的なものが「創造的な作業」だと言われています。
反対に、命令に従ったり、単純作業を超高速で行うことは大得意だと言えます。
つまり、指令を受けないと動けない人間、創造的な作業ができない人間は、あっという間にAIに取って代わられてしまうということです。
まとめ
本記事は、「無職になった時につまらない」と感じる方向けに、その原因から対策、そして今後の未来の話まで、若干飛躍させてお伝えさせていただきました。
動物と人間は似ているようで、全く違う生き物です。ただただ思考停止して、流されるまま生きていくのであれば、それは動物となんら変わりません。
否。もしそれを退屈だと感じ無気力に生きているだけだとしたら、動物のように生きる方がずっとマシだと言えるかもしれません。
人間にしか与えられていない能力を、眠らせたまま生きていくのは非常にもったいないことです。
人間には無限の可能性があり、それを育んでいくことは無上の喜びです。人生に充実感を与えてくれます。
誰かに何かを与えられないと動けない、やることがなくて退屈だ、という方はぜひ、どんな小さな事でも馬鹿馬鹿しいことでもいいので、今すぐ始めてみてはいかがでしょうか?
最後までお読みいただきましてありがとうございました。
※本記事に関する音声対談はこちら▼
人生を謳歌するには考え方と行動を変えるべし【音声企画|徹底討論】