英語ペラペラには憧れるけど、どうもあの文法というやつが苦手。
なんだか数学でも勉強させられている気分。英語を身に付けるためにはやっぱり文法は学ぶべき?
文法を勉強しないでも英語を身に付ける方法がもしあれば知りたい。
そんな方のための記事です。
この記事の効能
- 英文法を勉強せずに英語を身に付ける方法がわかる
- 英文法を勉強しなくても、TOEICなどの点数を上げることが可能になる
◎この記事を書いている私は
高卒で学校英語もボロボロの脱落者。英検3級レベル(TOEIC平均365点相当)。
この記事に書いてある方法で、英文法はおろか単語暗記もせずに、初めて受けたTOEICで795点を取得。
英文法はお勉強するものではありません。体に覚えさせるものです。
それではまいりましょう。
文法は学ぶものではなく感じるもの【語感を磨く】
●This is pen a.
●Name my are Taro.
みなさんは上の2つの英文を読んでどう思いましたでしょうか?
「いやいやおかしいでしょ?」と誰でも思いますよね?たとえあなたに文法の知識がほとんど無くてもそう感じるはずです。
そうです。本来、語法や文法の間違いというものは感覚で判断できるものなのです。
では、なぜ文法を知らなくても、上に挙げたような文章の場合、間違っている、と判断出来るのでしょうか?
その答えは単純で
「過去に繰り返し何度も触れた表現だから」
ただそれだけのことです。
「ディスィザペン」「マイネームイズタロー」という音は我々日本人の脳に完全にインプットされています。
ですから結論として、英語は英文法を学ばなくても、たくさんの英語のフレーズを確実に頭にインプットすることで習得することができると言えるのです。
仮に、テストなどで文法問題に出会った時、「この文章が文法的にあっているどうかかわからない」というのであれば、まだその表現が「This is a pen」レベルで頭に入っていない、というだけのこと。
つまりまだインプットが足りてませんよ、というサインなのです。そうなったらやれることは一つ、引き続きガンガンインプットしていくこと。
とてもシンプルですね。
結論
本物の文法力=「普通はこう言うでしょ?」という感覚
ということになります。
文法学習はいらない|文法をお勉強せずに習得する方法
母国語のように、感覚的に正しい文法で話したり、感覚的に文法の間違いを判断したりするための「本物の文法力」を身に付けるには、音読が一番です。
ちょっとスパルタな話になってしまって申し訳ないのですが、ある程度のレベル以上の英語力を身に付けるのは並大抵のことではありません。
決して「毎日30分ずつお勉強~」みたいなお手軽な世界ではないのです。
「少なくとも毎日2~3時間は音読練習に充てる」それくらいの感覚が必要です。しかもそれを数ヶ月~数年間続けます。
文法学習が好きな人はやった方が良い
わたしは「文法学習否定派」ではまったくありません。文法学習が好きな人はどんどんやればいいと思います。
私の場合は、文法学習というものをやったことがないので確実なことは言えませんが、マイナスになることはないと思います。
ただ、それを使いこなせるようになるためには、結局、音読のように繰り返し声を出す練習が必要になるのは間違いありません。
学校英語が得意で知識はあるけど、リスニング、スピーキング、ライティングは全然ダメという人がたくさんるのはご存知かと思います。
結局最後は感覚になるのが言語
母国語を思い浮かべてみればわかりますが、最終的には言語は感覚で操っていくものです。
その感覚を養うこと=真の語学学習、と言えるのではないでしょうか。
◎よい文章はリズムが良い
人に伝わりやすい言葉(文章)というのは、とにかくリズムが良いです。実際、良い文章を書く方法の一つとして「一回声に出して読んでみる」という方法があるくらいです。
母国語ですら、最終的には理論ではなく「音やリズム」を確かめて感覚で書いていくものなのです。
いくら文法的に正しくても、同じ言葉がやたらと連続して出てきたりすれば、妙な感じがしますし、「てにをは」などもやはり感覚的に判断するものだというのはなんとなく分かるかと思います。
◎「文法的に正しい」の限界 言葉は進化する
言葉は物凄い早さで変化していきます。仮に理屈を完璧にマスターしていたとしても、時代とともにそれに当てはまらない変化というものがいくらでも起こりえます。
「文法的には正しいけどこの文章おかしいよね」なんてこともあります。
結論、言葉を磨く究極の方法は、とにかくたくさんの良い文章に触れること。
これ以外に無いと言えます。理論や理屈は我々の学習を助けてくれはしますが、それは本質ではありません。
最低限の理論を理解したのなら、そこからは完全に量をこなす世界に入っていく。それがやはり語学学習の王道なのではないでしょうか。
まとめ
結論をまとめます。
最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。