
素直に教われば結果が出やすいのはわかってる。でもなぜかそれができない。
そういう人間はどうやって生きていけばいいんだろう。なんか良い方法ないかな?
そんな方のための記事です。
本記事の内容
- あなたが人から教わるのが嫌いな理由
- 人から教わらずに成功することは可能か
- 独学で成長し続けるための方法
- 人から教わるのが嫌いな人が素直に教わる方法
この記事を書いている私は、まさに人から教わるのが嫌いな人間です。それでもなんとか対処しながら、ここまである程度成果を出しつつ生きてこれました。
この記事では、教わるのが嫌いな人間が気を付けるべきこと、具体的な対処法、そしてどのように生きていけばベストなのか、といったことをお伝えしたいと思います。
本記事の内容
- 1 人から教わるのが嫌いである理由とは
- 2 ダメ出しされるのが嫌い
- 3 マイペースに学びたい
- 4 気を使うのが面倒
- 5 自分で考えて自分で答えを出すのが好き
- 6 人から教わらずに成功することは可能か
- 7 独学で成長し続けるための方法
- 8 1:多少時間がかかることを覚悟した上でスタートする
- 9 2:手間やお金を惜しまずに有益な情報を収集する
- 10 3:自分のパフォーマンスを動画や音声で記録し、分析、改善を行う
- 11 4:他人とあまり比較しない
- 12 5:単発でコンサルを受けてみる
- 13 独学派の方におすすめの書籍
- 14 生き残るための、独学。|千田琢哉著
- 15 人から教わるのが嫌いな人が素直に教わる方法
- 16 まとめ|教わるのが嫌いな人間の生き方の一つの結論
- 17 教わるのが嫌いな人におすすめの記事
人から教わるのが嫌いである理由とは
人から教わるのが嫌い、と言っても様々な理由があります。
- ダメ出しされるのが嫌い
- マイペースに学びたい
- 気を使うのが面倒
- 自分で考えて自分で答えを出すのが好き
とりあえずここでは、4つほど挙げてみました。
ダメ出しされるのが嫌い
分野にもよるとは思いますが、人に教わるということの一番の目的は「客観的に評価、修正」をしてもらうことです。
自分一人では気付かないようなことも、経験豊富な人に見てもらえば、一発で自分の問題点が浮き彫りになります。
それらを一つ一つ潰していけば、自分一人でやるのと比較して、圧倒的に早く成果を出すことができるでしょう。
しかし、自分にとって「良い感じ」だと思っているところまで指摘されると、あまり良い気分ではありませんし、納得がいかないこともあります。
それさえも素直に聞き入れ修正していくことが、「最速である程度の結果を出す秘訣」とも言えます。
しかし、自分が好きでやっていることの場合、自分なりのこだわりがあり、ダメ出しを鬱陶しく感じてしまうこともあるでしょう。
マイペースに学びたい
前項とも繋がってきますが、何事もマイペースで学びたい人もいます。
自分のペースを乱されるのが嫌だという人も結構多いのではないでしょうか。(わたしはモロにそうです笑)
そういう人は、自分のペースに対して、早すぎても、遅すぎてもストレスを感じます。
「こんな感じなら自分一人でやっていた方がよっぽどええわ!」と思ってしまうこともあるでしょう。
気を使うのが面倒
人に教えてもらうわけですから、普通に考えれば教える側の立場が上になります。
ですから、当然失礼の無いようにしなくてはいけませんし、感謝も伝える必要があります。
ただ、一人で黙々とやるのが好きな人にとってそのような状況は、少し気疲れしてしまうかもしれません。
自分で考えて自分で答えを出すのが好き
これに当てはまる人がどれくらいいるかは不明ですが、少なくとも私がそういうタイプなので、例として挙げてみました。
ゲームに例えるなら、攻略本無しでクリアーしたい。その方が絶対楽しいし、達成感がある。という感じです。
いきなり正解を教わったら、なんだか手応えが無いし、喜びも少ない。
そう考える人は、まず自分で真っ先にトライしてみたくなるので、教えてくれる人はありがた迷惑な存在にすら思えるかもしれません。
人から教わらずに成功することは可能か
「人から教わるのが嫌い」だというのは、何かの分野において成功を目指す場合、間違いなく不利です。
よっぽど才能がある人ならまだしも、凡人にとっては、一人の力で成功や達成を目指すのはちょっと無理があります。
しかし、ある程度工夫することによって、凡人でも独学で成果を出し、右肩上がりの成長を狙うことはできるはずです。
以下、その方法やコツをご紹介します。
独学で成長し続けるための方法
ここで、人に教わらずに成功を目指す方法やコツをいくつか挙げてみます。
- 多少時間がかかることを覚悟した上でスタートする
- 手間やお金を惜しまずに有益な情報を収集する
- 自分のパフォーマンスを「動画や音声」で記録し、分析、改善を行う
- 他人とあまり比較しない
- 単発でコンサルを受けてみる
一つ一つ説明します。
1:多少時間がかかることを覚悟した上でスタートする
最短で、ある程度の成果を出す方法は、付きっきりで教わることだと思います。
独学でやる場合には指導が受けられませんから、その分余計に時間がかかるのは間違いありません。
ですので、挫折を防ぐ意味でも、最初の時点で長期的な視点を持ってスタートするのがオススメです。
マイペースにじわじわ結果を出していくことを楽しめるようにする。これはかなり重要です。
2:手間やお金を惜しまずに有益な情報を収集する
まず、どんな分野であっても必ず「教科書」的なものは存在しているはずなので、ある程度手間やお金を惜しまずにそういったものを手に入れてください。
今の時代、かなりニッチな分野であっても、ネット上に無料、有料問わず、様々な有益情報が存在しています。
もちろん、役に立たないものもあり、玉石混交といった感じではありますが、なんとかして「その時点でベスト」と思える情報を探し出しましょう。
そして、ある程度情報が集まったら、あれこれ学ばずに情報を絞り、実践すると良いでしょう。
当然、情報収集だけで行動はしない、というのは論外です。
3:自分のパフォーマンスを動画や音声で記録し、分析、改善を行う
人に教わらない、ということは、客観的な視点が無いまま進んでいくことになりがちです。
その欠点を補うために、テクノロジーを駆使し、自分のパフォーマンスなりを動画や音声で記録、分析を行います。
当然、その分野ですでに成功している人のものとも比較し、改善を重ねていきます。
分析する能力が高い人は、これだけで成功できてしまったりします。
4:他人とあまり比較しない
長期的な学習が必要な分野の場合、他人との比較がマイナスに働くケースが多いです。
特に、「誰かに教わっている人」がどんどん結果を出しているのを見ると、悔しさと、闘志が湧いてくると思います。
闘志が湧くというと、なんだか良さそうですが、これが結構曲者です。
誰かに先を行かれている状態で闘志を燃やすと、それが焦りに繋がるからです。
焦ったら負けです。
焦りは、どんな分野でもパフォーマンスの低下に繋がります。
ですから、あまり他人と比較せずに、コツコツ焦らずにマイペースで成長していくことを強く意識してください。
5:単発でコンサルを受けてみる
これは、ちょっと番外編ですが、「基本は独学だけど、たまーに単発で教わる」というものです。
教わるのが嫌いな人でも、一回こっきりであれば意外と大丈夫だったりします。
これは、”独学”と”通学”とのハイブリッド型で、どちらのメリットも享受できるので、一番オススメです。
以上5つご紹介しましたが、このような方法を組み合わせれば、独学での成功も十分可能なのではないかと思います。
独学派の方におすすめの書籍
独学というのは文字通り自分一人で学習するわけですから、そのやり方が非常に大事です。
世の中には独学派のための指南書が数多く出版されていますので、より効率的に成果を出していきたい方はそのような書籍を参考にするといいでしょう。
ここでは1冊だけ、わたしのオススメの本をご紹介します。
生き残るための、独学。|千田琢哉著
著者の千田琢哉さんは私が大好きな作家さんの一人で、すでに著作数は150冊を超えています。どの本を手に取ってもパワーを与えてくれるので、まだ読んだことがない方にはオススメしたいです。
今回ご紹介する本もその一つで、独学の重要性とその可能性、そしてその楽しさも知ることができ、具体的な教材の選び方なんかも紹介されています。
千田氏は、
学習というものは99%が独学で、人から習うのは1%程度の重要度である
しかも今の時代は、独学をする環境が昔に比べ桁違いに整っているので、それを活かさない手はない
これからの時代は独学力のある者が生き残っていく
というような事を本の中で述べています。
人に教わることが心の底から嫌いで絶対に無理だという方は、逆にこれからの時代、有利になってくるのかもしれません。
人から教わるのが嫌いな人が素直に教わる方法
ここまで、独学で成功するためにはどうすればいいか、ということを述べてきましたが、最後に、どうやったら教わるのが嫌いな人間が、素直に教わることができるようになるか、その一つの答えをお伝えします。
わたしの営業時代の話ですが、「根っからの教わり嫌い」だった私は、ある程度の期間、自分なりに試行錯誤した後に先輩から教わることで成功した経験があります。
※詳しくはこちらの記事をどうぞ→「いきなりメンターを探す」は意味がない|効果を最大化させる準備
自分でやるだけやって「もう無理!」というところまでいけば、余計なプライドもなくなり、教わるのが嫌いな人も素直に教われるようになる、ということです。
散々自分流で試してダメだったわけですから、自分の考えや手法はとりあえず置いておいて、「教える人の言うことを愚直にやってみよう」と素直に思える、というわけです。
まとめ|教わるのが嫌いな人間の生き方の一つの結論
今回の内容から導き出される一つの結論を、まとめとしてご紹介します。
目指すのは、「教わるのが嫌いな自分」を受け入れた上で、それを無理に変えようとせずに、しっかり結果も出せる生き方です。
生き方のポイント
- 徹底的な情報収集と、慎重な情報選別を行う
- テクノロジーを駆使し、可能な限り自信を客観視し修正をかける
- 他人と比較せず。良い意味でのマイペースを貫く
- 他人はライバルではなく「教師、もしくは反面教師」と捉える
- 先に進むことを焦らない
- 時々、単発でコンサルを受け、プロのチェックを受ける
- 納得するまで試行錯誤し、限界を感じてから、最後に教わる
これが、現状わたしが考えうる、最高の「教わるのが嫌いな人」の生き方です。
最終的に人に教わるかどうかは、その目標がどの程度自分にとって重要なのかによって違ってくると思います。
独学でスイスイ成功出来てしまうケースも当然あるでしょうし、そうもいかないこともあるでしょう。
自分なりにやって、そこまでうまくいかなくても、それで満足して諦められる場合もあるかもしれません。
しかし、もしそれがなんとしてでも達成したい目標であれば、プライドなど捨てて、最後は人に教わることができるはずです。
自分の性格など、変えようが無いものは受け入れ、結果を出すために対処すべきところは対処する、、 それがバランスの良い生き方だと思います。
この記事が「教わるのが嫌いな人」の一助になれば幸いです。
最後までお読みいただきましてありがとうございました。
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