
アフィリエイトのやり方とか、セールスライティングとかも勉強しなきゃいけないし。
こんな状態で本当にこれからブログを成長させていくことができるんだろうか、、?
そんな方のための記事です。
この記事の内容
- 効率良くブログを成長させるためには完璧を目指ないのがベター
- ブログはなんども塗り重ねる油絵に似ている
- 新規ドメインで最初から完璧なブログを目指すのは非効率
- ストレスなくブログを継続し、成長させていくための考え方、方法

その中で気付いたこと、学んだことを、ブログ完全初心者の方にシェアしたいと思います。
本記事の内容
- 1 ブログをスムーズに成長させていくための前提知識
- 2 ブログは「たくさん記事を投稿すれば稼げる」というものではない
- 3 いきなり稼げる記事を書こうとすると大変
- 4 新規ドメインブログの本当の意味でのスタートは4ヶ月目以降という事実
- 5 ブログをスムーズに成長させていくための戦略
- 6 効率良くブログを成長させるために記事は6割の完成度で公開
- 7 作業は単純化した方が圧倒的に効率がよい
- 8 6割クオリティの記事を100記事投稿してからが本当のスタート
- 9 100記事の分析をしたら、PV上位の記事からどんどんリライト
- 10 1ヶ月間はリライトメインでやっていく
- 11 100記事のリライト作業が終わったら、再び新規記事の執筆を再開
- 12 まとめ『ブログはまさに油絵のようなもの』
ブログをスムーズに成長させていくための前提知識
ブログ運営は言うまでもなく長期戦です。
初心者が1ヶ月やそこら頑張っても稼げるようにはなりません。
何ヶ月、何年と時間をかけて長期的に運営していくことで、初めて「資産」と呼べるレベルに成長していきます。
しかし、ブログで一番むずかしいのが「継続」すること。
逆に言えば、ひたすら継続し、ちょっとずつでも右肩上がりで成長させられれば、誰にでも稼げるようになる可能性があるということです。
ブログは「たくさん記事を投稿すれば稼げる」というものではない
ブログはただ文章を書くだけでは稼げるようにはなりません。
そのブログ自体に価値がなければ、お金が発生することはありえないのです。
稼いでいるブログを見ると、とにかく作り込みがすごいですし、ただ価値ある情報を提供しているだけでなく、マネタイズの設計もきっちりされています。
そのような質の高い膨大な数の記事があって、初めてお金が発生するわけです。
いきなり稼げる記事を書こうとすると大変
ただ、そういった事を理解しているがために、ブログで稼ぎたいと思っている初心者が犯しやすい間違いが、「いきなり稼げる記事を書こう」とすることです。
最初から、最高の文章を書いて、最高の装飾をして、内部リンクを貼って、マネタイズの導線も作って、、、とあれこれやろうとします。
その方がなんだか早く成果が出そうな気がしてしまうからです。
しかし、あなたが初心者だとして、もし新しくドメインを取得してブログを始めようとしているのであれば、その方法はかなり非効率だと言えるでしょう。
なぜなら、新規ドメインの場合、たとえ世界一のブロガーであったとしても、その記事がGoogle検索の上位に登場することは絶対にないからです。
新規ドメインブログの本当の意味でのスタートは4ヶ月目以降という事実
これはわたしも事前に聞いてはいましたが、実際に体験すると本当に悲しい辛い事です。ブログを始めた人の7割以上がここで挫折するというのも理解できます。
もちろん、トレンドキーワードや穴場的キーワードが当たれば、多少はアクセスが来ることはあるかと思います。
しかし、そうではない場合、その記事の質に関わらず、最初からアクセスがガンガン来ることはまずありません。
というか、検索エンジンのアルゴリズムがそういう仕組みになっているのですから、仕方がありません。
記事がある程度正当に評価してもらえるようになるまでには、大抵は半年程度はかかるようです。
ですから、それをきっちり理解し、腑に落とした上で戦略を立てて行く必要があるのです。
ブログをスムーズに成長させていくための戦略
さて、新規ドメインのブログが初期の頃に置かれる状況がわかったところで、ここでわたしなりのブログ戦略をご紹介します。
この戦略を立ててからというもの、かなり記事を書くことがスムーズになり、精神的にも安定していきました。

効率良くブログを成長させるために記事は6割の完成度で公開
わたしがおすすめしたいのが、記事の完成度は6割程度の状態でガンガン公開していくことです。
もちろん、どんなものでもいいわけではなく、最低限のレベルはクリアしないといけません。
例えば
- 誰かのために書く意識を持つ
- キーワード選定を行う
- 最低でも1000文字以上は書く
- 自分の考えを盛り込み独自性を出す
- コピーコンテンツにならないように気をつける
最低でもこれらの事はクリアーすべきです。
わたしは最初からアドセンス審査をしたり、ASP登録したりしましたが、初心者の場合はっきり言ってそれは後でも良いのかなと思います。
とにかく最初は、「検索ワードに対する答え」となる記事をひたすら投稿します。
それこそ100記事くらいまでは、それだけでいいのかななんて最近は思っています。
PVとかはガン無視でいいです。
ただ、後でデータが必要なので、グーグルアナリティクスやランクチェッカーなどには、最初の時点で登録して、データ収集だけはしておいてください。
作業は単純化した方が圧倒的に効率がよい
最初からハイクオリティな記事を目指そうとすると、一つの記事を仕上げるためにやるべきことが多くなりすぎます。
文章を書くだけじゃなく、図を入れたり、写真を加工したり、広告貼ったり、リンク貼ったり、、、とやること盛りだくさんです。
人間、なんでもそうですが、同じ行為を連続的に行ったほうが圧倒的に効率よく作業を進めることができます。
たとえば、あなたが100人分のカレーを作ろうと思った場合に、一人分の具材を切って、一人分炒めて、、みたいな感じでやりますか?やらないですよね。
恐らく誰でも、まず100人分の材料を切る、という風に「切る」という一つの行為をまとめてやってしまうはずです。(当たり前ですね 笑)
ですから、ブログも100記事位まではあれこれやらずに、「キーワード選定と、目次決め」だけして、あとは執筆するだけ、というように作業をシンプル化した方が効率的ですし、挫折予防にもなると思います。
料理で言えば、そこで下ごしらえが終了といった感じです。
本格的な調理は、そこから始まります。
6割クオリティの記事を100記事投稿してからが本当のスタート
恐らく、マネタイズも無視して、装飾も最低限にして、内部リンク貼ったりとかの作業もせずに記事を書いていくなら、3~4ヶ月で100記事書くことも十分可能だと思います。
一個ずつ完璧にしようとしたら、そうは行きません。
そうやって原型となる100記事が完成し、期間も3ヶ月を超えたら、初めてそこで、PVなど、検索データなど様々な数字を分析していきます。
恐らく、その時期あたりから検索結果に表示される記事も少しずつ増え、ある程度まともなデータが確認できるようになっているはず。
ここまでの「100記事投稿」という作業は、キーワード選定と記事執筆の練習、そしてデータ収集が主な目的です。
ですからこの時点でのPVが良かろうと悪かろうと一切関係ありません。
もしかしたら、数記事を除いて、ほとんどの記事がまだ一度も読まれていない状態かもしれませんが、それでも全然OKです。
そのデータは、あなたが最低限のルールを守った上で書いた記事が、どのように検索され、どのように評価されているかを知るための道具でしかないからです。
ここでようやく、下ごしらえの完了です。ブロガーとしてのスタートラインはここからです。
100記事の分析をしたら、PV上位の記事からどんどんリライト
100記事分のデータがあれば、色んな事が見えてくるはずです。
こういうキーワードが検索されて、こういうタイトルがクリックされやすくて、、、 などなど。
そういった「リアルなデータ」を基に、記事を「よく読まれている順」にリライトしていきます。
初心者がデータのない状態でリライトをするというのは、ただの自己満にしかなりません。
ある意味ではデータがすべてです。
どんなに見栄えが良く、自分で「最高の記事だ」と思っていても、数字が悪いなら「世の中では価値がない記事」ということです。
ですから、ここで収集したデータを基にリライトしていくことで、ようやく「本当の意味での記事の価値」を上げていく作業が可能になるわけです。
1ヶ月間はリライトメインでやっていく
この時点では、とりあえず新規記事の更新はほとんどしない感じが良いのではないかと思います。
その時間があるならば、とにかくリライトする。
狙ったキーワードの上位10記事を分析し、それらよりも価値のある内容を目指す。不自然にならない程度に、広告を貼ってみたりする。
そういったことをこの期間、日々集中的に行います。
100記事のリライト作業が終わったら、再び新規記事の執筆を再開
ある程度リライト作業が済んだら、また新規記事をガンガン書いていきます。
リライトした記事の順位が変化するのはしばらく時間がかかるので、その間にまた新しく書いていくわけです。
おそらく、この段階まできていれば、新規記事を書くにしても、最初の頃とは違い、比較的質の高い記事が書けるようになっているはず。
なぜなら、100記事のデータを分析し、リライト作業をガンガン行うことで、自分の頭の中に「ブログのマイルール」がインストールされるからです。
データを基にした本物のリアルな知識を持った上で、ここからさらに記事を書いていくわけですから、ブログ開始当初と比較すれば、格段に良質な記事を書くことができるはずです。
まとめ『ブログはまさに油絵のようなもの』
最近ふと思ったのが、ブログって油絵みたいだなと。
油絵は何度も何度も、「塗って、乾かして、塗って」を繰り返してだんだん仕上げていきます。(油絵の種類によっても違うらしいですが)
時に油絵は、3日位乾くまで待つこともあるそうです。
ブログもまさにその感じでいけばいいと思うんです。
絵の具が乾くのを待つ工程は、ブログで言ったら、Googleなどの検索エンジンに評価されるまで3ヶ月待つような感じです。
ブログも、いきなり完成させられるものではなく、書いて、公開して、データを見て後日修正、という感じで少しずつレベルを上げていくものなんじゃないかと。
そういう風に考えるようになってから、色々考えすぎて止まりがちだったわたしの手も、毎日ガンガン動くようになりました。
ぜひ、これから記事の投稿をはじめようと思っている方は、すこし肩の力を抜いて、気軽に執筆し始めてみてください。

最後までお読みいただきましてありがとうございました。