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【脱・短期的思考】諦めると夢は叶う

諦める

当たり前のことですが、大きな夢や目標を叶えるためには、どうしてもある程度時間がかかります。

 

しかし、人間というのは通常、「短期的思考」に支配されており、例えば、

  • 宿題を終わらせなかったら後で困ることは解っていても、遊びにいきたい
  • 二日酔いは死ぬほど嫌な思いをするのに、週末は飲みに行き、朝まで、、、
  • 英語の勉強しなきゃいけないけど、いつも観てるドラマが、、、

よくあることですね。

 

そう。それはごくごく普通の事ですし、ある意味では自然なことであるとも言えるかもしれません。

 

しかし、いつもいつも目の前の快楽に流されていたり、なんでもすぐ手に入れたいといった「短期的思考」に支配されていては、中長期的な目標を達成することは非常に難しいでしょう。

 

今回は夢の実現と「諦めることの重要性」について書いていきたいと思います。

 

 

 

成功するとは「異常」になるということ|短期的思考を捨てよ

世の中の大半の人間は、平凡以下の生活で一生を終えます。これは紛れも無い事実です。

 

なんとなく、みんなと同じように学校に行き、会社に勤め、定年を迎え、老後を迎える。みんなと同じような行動をしながら、全く違う結果が出る、というのはちょっと考えにくいですね。

 

若い頃は、一般的な大人たち、そして会社の上司と自らの未来を重ね合わせて絶望する。

 

「あんな風にはなりたくない」「もっとかっこいい大人になりたい」「このままじゃいけない」そう思うのは当然の事です。

 

そして、誰しも最初は夢を見ます。「成功したい」と。

 

ですが、実際に成功できる人間はほんの一握りです。

 

それはなぜでしょうか?

 

その答えは

 

成功するためには、一旦「目の前の楽しみ」というものを捨て、やるべき事に集中する必要があるから。

 

目の前の楽しみを捨てる。これはある意味では異常なことです。皆が遊んでいる時に、一生懸命練習したり、勉強したり、仕事をしたり。

 

これはつまり「短期的思考」を捨て「長期的思考」にシフトチェンジするということです。

 

今遊びに行きたくても、その他大勢と差をつけるために、頑張って自己研鑽に励む。一時であれば、それは可能かもしれません。

 

しかし人間は弱いです。ついつい「まあいいか」と甘えが出てきます。「ほんの息抜きだから、、」 と言い訳しながら。

 

そして気が付いたら、元の生活に戻っています。

 

そんな事を二度、三度と繰り返すうちに、やがて人は「おれの人生なんてこんなもんだ」と受け入れるようになっていくのです。

 

そしてが気付いたら30歳を超え、40代、50代。

 

それくらいの年齢になると「もう取り返しがつかない」と完全に諦めるようになり、日々のささやかな楽しみ、娯楽で紛らわす毎日が続いていきます。

 

これが、大半の人間が辿る道です。

 

この道から外れるということは、ある意味ではとても異常なことだと言えます。

 

しかし、ほんの一握りの成功者になるためには、まさに”異常”にならなくてはいけないのです。

 

短期的思考からの脱出|夢を叶えるために「諦める」

さて、仮にあなたが自身の短期的欲求を捨てて、夢の実現のために、やるべき事をやっていく道を選んだとします。

 

友人知人からのすべての誘いを断り、無駄な時間は過ごすまい、と気合を入れ、学習や練習、自己研鑽に励む毎日。

 

しかし、そんな生活が数カ月、1年、2年と経過した時、またもや大きな壁にぶつかります。せっかく先を見据えた努力を継続してきたのに、またもやそこで「短期的思考」が出現するのです。

 

実際に、どんな分野でも、本当の意味でプロになるためには、だいたい10年位の年月が必要です。これって、物凄く長くないですか?

 

これはわたしも経験したことなのですが、夢の実現を目指す日々を送っていると度々、自分が目標とすることを「圧倒的短期間で成し遂げた人の話」を耳にするようになります。

 

そうなると、当然焦ります。もし、その人が自分よりも圧倒的に年下だったりすると余計にです。

 

そして、「出来ればあと1~2年でなんとかしたい!」と気合が入ります。学習量、練習量を一気に増やし、無理をしてでもなるべく早く夢を実現したい、と願うようになるのです。

 

そうです。ここでも、また人間の「短期的思考」が顔を出すのです。そして、これが大きな落とし穴なのです。

 

焦りが生まれると、学習や練習が雑になります。基礎的なことより、応用、小手先のテクニックに走ってしまうのです。

 

なるべく早く目に見える結果を手に入れたくなってしまうものなのです。

 

そうなると、知らぬ間にとんでもない遠回りをすることになります。急がば回れの逆をやってしまうのです。

 

私の経験(ギター編)

目標達成を焦るとどうなるかの一つの例として、私の経験をご紹介します。

 

私は二十歳そこそこの頃、一刻も早くプロになりたいという焦燥感に苦しめられていました。

 

ギターの腕をなるべく早く上げたいと願ったわたしは、速弾きなど高度なテクニックの練習に多くの時間を割くようになります。

 

本来であれば、まずは「ゆっくり丁寧に弾けること」を何よりも重要視しなくてはいけないのに、上達を焦るあまり、どんどんテンポを上げて練習をするようになってしまったのです。

 

その結果何が起きたか。

 

良かれと思って一生懸命練習したことが仇となり、結果的に「力んだフォーム」と「雑なプレイ」が身についてしまったのです。

 

当人の感覚としては「夢に向かって情熱的に一生懸命努力している」。にもかかわらず、実際にはうまくなるどころか、どんどん下手になっていく。

 

これは、ある意味悲劇です。

 

自分は音楽に全てを捧げてやっているのに、周りを見渡せば、器用にほどよく遊び、色んな事をやりながら楽しそうにスイスイ上達している人達がいる。

 

こんなにつらいことはありませんでした。「これが才能の差なのか。。」と絶望したのを覚えています。

 

しかし実は、これにはちゃんとしたり理由があるのです。才能の差というようなレベルの問題でもなく。

 

当時のわたしと、順調に上達してく人達との決定的な違いは、ギターの練習に対するスタンスでした。

 

私はとにかく一刻も早く結果を出したいと焦るあまり雑な練習を繰り返していたのに対し、彼らは常に一つ一つの基本的なことを「長期的思考」を持って、回り道せずに丁寧に積み重ね続けていたのです。

 

「急がばまわれ」と昔から言うように、単純に、焦れば焦るほど物事の達成は遠ざかってしまう、ということなのです。

 

そしてさらに問題なのが、焦ってしまうと、上達が遅れるだけでなく目標達成へのプロセスが苦行になってしまうということです。

 

私は、本当にこれに苦しめらました。

 

幸運にも最後には何とか結果は残すことは出来ましたが、とにかくそのプロセスが苦しみの連続だったのです。

 

もし、焦らずにゆったりとした気持ちで、長期的思考をもって練習が出来ていたら、私はあの時音楽をやめることはなかったかもしれません。

 

短期的思考から長期的思考へ

夢を確実に、そして苦しまずに実現させたいのであれば、「今すぐに夢を叶えることを諦める」必要があります。

 

もちろん、これは夢自体を諦めるということではありません。

 

「夢をすぐに叶えたい」という短期的欲求を捨てる、ということです。

 

どんな分野でも、本当の実力、プロとして通用する実力を手にするためには、どうしても基礎から丁寧に積み上げた知識やテクニックが必要です。

 

ですから、最初からそのことを深いレベルで理解し、遠回りに見えても、日々丁寧な練習や学習を積み重ねていく必要があるのです。

 

そのためには、「諦める」ということをまず第一にしなくてはいけません。

 

それが結局は、早道になり、プラス、夢へのプロセスを楽しむことに繋がっていくのです。

 

人生、長期的思考を持つことは、非常に重要です。

 

夢を叶えるためにまず「諦める」。

 

一瞬意味がわからない言葉に聞こえるかもしれませんが、本当に大事なことです。

 

私が長期的思考を持つまでに要した時間は20年以上(長い。笑)

正直、外的要因に頼らずに一発で思考を変える方法というのはありません。

 

しかし、少しずつであれば変えていく事は十分可能です。

 

私の場合は、本当の意味で長期的思考を持つまでに、20年はかかりました(笑)

 

長期的思考の重要性を理解できたのは、結局、色々なことに挑戦してきて、様々な遠回りを経験し、その苦しんだ経験があったからなのです。

 

例えば、16歳からギターを弾き始め、結局メジャーデビューという夢が実現したのは28歳の頃。

 

19、20歳の頃は、「あと3年でなんとか、、、、!」といつも焦っていたし、そのせいで随分遠回りしました。

 

もし、最初から10年以上はかかる、と深く理解した上で、日々焦らず丁寧に練習を重ねていたら、もっと早く、高い技術を習得出来ていたはずですし、何よりもその時間(プロセス)を楽しめたはずです。

 

私の経験(営業編)

そして、もう一つ例を上げれば、私は30歳過ぎてから、初めての就職をしました。それはまさに、ザ・営業の世界でした。私にとっては初めての世界。

 

頑張ったら頑張っただけ収入は上がる。売上次第。だから、そこで私は夢を描きました。

 

「早く売れるようになって、その後独立して年収3000万だ!」と。

 

懲りずに再び出てきた「短期的思考」

私が入社したばかりの頃、入社してからたった一年でとんでもない売上を叩き出した30代後半の女性がいました。

 

その人は、最初の半年の研修期間で、超ヤリ手の営業マンの元でしごかれて、何とか歯を食いしばりやり通し、研修期間を終え、いきなり最初の現場で一流クラスの売上を達成しました。その一年後には代理店として独立。

 

そんな人を実際に見ていたので、入社したばかりの私の心にも火が付きました。

 

「よし。俺も2~3年売上トップとって独立だ!」と。(音楽で焦って痛い目にあったのに、まだまだ懲りない奴です)

 

しかし、実際には1年経っても2年経っても並の成績しか残せず。。

 

「2~3年で結果を出す」と考えていたので、それが叶わず、私は半ば投げやりになり、努力しなくなってしまいました。

 

それ以降、何度か途中でやめようとも思いましたし、実際にそうやってほとんど稼げずに辞めていく社員もたくさんいました。

 

わたしは、なんとか誤魔化し誤魔化し、平凡な成績のままではありましたが、辞めずに続けていたのです。

 

プライドが破壊され教えを乞う

しかし、ある時「このままでは終われない」と思い直し、奮起。ちっぽけなプライドを捨て、業界20年以上の大先輩にお願いし、一から色々と教えて頂くことに。

 

朝も、現場に始発で出勤。シコシコと勉強や準備に励む毎日。その甲斐もあって、私の売上は徐々に伸びていきました。

 

それから約2年。

 

私はついに年間営業成績1位を獲得したのです。

 

入社5年目の時でした。

 

「結局5年もかかってしまった。。」とその時は思いましたが、結局のところ、物事の達成には時間がかかるのです。

 

もし身の周りの誰かが短期間で結果を出していたとしても、それを表面的に見て、自分と比べてはいけません。

 

なぜなら、入社していきなり最高の結果を出すような人間というのは、その会社に入社するまでの人生で、とんでもない努力、経験をしている場合がほとんどだったりするからです。

 

先ほど登場した、いきなり売上を上げた女性も実は、長年自分のお店を経営していた経験があり、それに加え、そこでこさえた5000万の借金があったといいます。

 

だから本当に必死にやっていたのでしょう。

 

簡単に結果を出したわけではないのです。

 

まとめ|短期的思考を捨て長期的思考を手に入れた先にある「真の幸福」

真の成功。

 

その実現には、長期的思考が欠かせません。

 

長期的思考は、ただ我慢して堪えましょう、という事ではなく、むしろ、穏やかに幸せな気持ちで夢へのプロセスを楽しみ、そして、結果として最短距離でゴールに辿り着くために必要なものなのです。

 

そして、最終的に私がこれまでの人生で出した結論は、

 

「幸せ」は何かを達成した時に得られるのではなく、目標達成へのプロセスの中にある。

 

ということです。

 

短期的思考から脱出し、長期的思考を手に入れる最大のメリットは「人生が楽しめるようになる」ということなのです。

 

 

焦らず、その夢への道(プロセス)を楽しんでいきましょう!

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