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孤高と孤独の違い|孤高に生きるとはどういう意味か

孤高

皆さんの周りに「孤高な人」はいますか?

 

「孤独」ではありません。「孤高」です。

 

その人を見て、どんな印象を抱くでしょうか?

 

「孤高な人間」というのは、ただ独りぼっちでいるのではなく、独りぼっちでいながらもまったく寂しそうには見えません。

 

決して「あいつ、ボッチだな」とは思われない雰囲気を纏っているのです。

 

むしろ「なんか不思議な人だよね、、、 ってかなんかかっこいい、、」という雰囲気です。

 

この記事では、孤高という生き方、そしてその生き方でしか勝ち得ない自由について書いていきたいと思います。

 

 

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■孤高と孤独の違いとは

「孤高」と「孤独」は、似ているようで、実は明確に違う意味が込められています。

 

「孤高」は「孤独」とも言えますが、「孤独」が必ずしも「孤高」だとは限りません。

 

「孤独」というのは、単純に群れから離れて一人でいる状態ですが、「孤高」というのは、群れないだけではなく、独りで行動しながらも「高み」にいる状態を指します。

 

つまり、その言葉の意味の中に「レベルが高い人間」という意味が込められているのです。

 

私のメンター「孤高の営業マン」

私は2020年末まで、営業系の仕事をしていました。

 

当時、鳴かず飛ばずだった私を、一気にトップ営業マンに引き上げてくれた方がいたのですが、その方こそまさに「孤高」と呼ぶにふさわしい人でした。

 

通常、「2割で一流」と言われている「販売効率」という数字がありましたが、その方はなんと6割以上。実際に同じ仕事をしている立場からしてそれはまったく異次元の数字で、ウワサにも聞いたことが無いくらいのレベルです。

 

その方は、とにかく他の営業マンとの関わりを持たない人でした。

 

普通であれば、他のプレーヤと意見交換したり、情報をシェアしたりするところを、その方の場合は完全に独自の手法でそれだけの数字を叩き出している。

 

他の人間と関わらないといっても、まったく話さないわけではなく、それなりに楽しそうにお話はされているのですが、肝心の仕事の話になると冗談を飛ばしてうやむやにしてしまう。

 

あとで聞いた話によると、「言ってもどうせわからないから言わないだけ」とのこと。最初の頃は、普通に意見交換をしたり教えたりしていたそうなのですが、やがてそのような関わりを持たなくなったとか。

 

つまり、その営業手法や考え方を理解できる人がいないことなのですが、あまりに能力が飛び抜けてしまうと「必然的」に孤高になっていくのだなと、その時思いました。

 

■孤高に生きるとはどういう意味か

「孤独」な人間の大半は寂しさを感じます。

 

しかし、「孤高」の人間というのは、寂しさという感情から完全に解放されています。

 

なぜなら、孤高とは精神的に自立した状態であり、むしろ、独りでいながらも最高レベルの自由と幸福を感じているのです。

 

そして、常に自己を磨き、人間的な成長を追い求めていきます。精神が自立しているので、基本独りで行動し、他人に煩わされることがなく、とても自由な行動ができます。

 

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■孤高の美しさ|他人との比較の世界から開放されている

孤高な生き方は、とても美しいと言えます。

 

なぜなら、群れにありがちな「陰口、悪口、妬み嫉み」といったものとは無縁でいる生き方だからです。

 

自分は自分、他人は他人。

 

常に自分のみをライバルとし、自らを超えていくことのみに集中しています。なので、どっちが上でどっちが下、といった他人との優劣に心を煩わせることなどありえないのです。

 

その精神性は非常に高く、潔く、ドロドロとしたものを持たず、極めて清々しい状態だと言えます。

 

■孤高な人はかっこいい

孤高な人は、男女問わず周りの人間に「かっこいい」という印象を与えます。常に背筋は伸びきっており、まったく寂しさ、弱さを感じさせず凛とした雰囲気をまとっています。

 

高級ホテルの最上階のバーで、独りゆっくりと時を過ごす、、、そういうのが似合います。

 

普通の人からすれば、そういう姿に憧れると同時に「でも自分には無理だな、、 だって寂しくね?」と感じてしまうことでしょう。

 

孤高に生きる、というのは精神的な自立を達成してからでないと、不可能なことなのです。

 

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■まとめ

今回の記事をまとめます。

 

まとめ

  • 孤高と孤独は似て非なるもの
  • 孤高とは寂しさから無縁の状態であり、究極的に自由な状態
  • 孤高とは飛び抜けた能力を持つと、必然的になってしまう状態
  • 孤高とは美しい生き方である
  • 孤高とは普通の人から見ると「かっこいい」と同時に「でも自分には無理」と感じさせるもの

 

今現在、孤独な状態に置かれている方には、2つの道があります。そのまま「ただの孤独な人間」として生きていくのか、はたまた、己を磨き続けて「孤高」として生きていくのか。

 

ただの孤独な人間は、一生孤独かもしれませんが、「孤高な人」はどこかのタイミングで同じく「孤高な人」と出会います。「孤高」を貫くと、さらに上のレベルの孤高に目をかけられ、引っ張り上げられます。

 

孤独と孤高は似て非なるもの。

 

最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。

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