
一体なんのために生きているんだろう? この虚無感を抱えたままこれからも生きていくのかおれは。。
そんな方のための記事です。
この記事を書いている私は、過去にどうしようもない虚無感におそわれたことがあります。
しかしあることをキッカケに再び生きる力を取り戻しました。
この記事ではその経験も踏まえ、人生における虚無感をなくす方法をご紹介します。
本記事の内容
虚無感の原因
虚無感の原因は一つではありません。様々な要素が複合的に絡み合って発生します。
ここでは私の経験を基に、そのいくつかの原因を挙げてみます。
虚無感の原因
- 健康状態が悪い
- 飲酒する習慣を持っている
- 体を動かしていない
- やるべきことがない
- 生きる目標を持っていない(生きる目標を失った)
順番に説明していきます。
1:健康状態が悪い
虚無感の原因の中で、盲点となりやすく、また最大の原因と言えるのが「健康状態」です。
これは、別に「何かしらの病気を持っている」というような話ではありません。健康診断で完璧だったとしても、心身の状態は生活習慣によって大きく乱れていきます。
健康を害する主な原因が、不適切な「睡眠」と「食事」です。
この2つがしっかりしていれば、虚無感というものはほとんど起こりえません。
2:飲酒する習慣を持っている
当然ですが、お酒というものは、飲んでいる時はハッピーです。
しかし、ある程度依存レベルが上がってくると、麻薬と同じようにその効力が切れた時に一気に虚無感が押し寄せてきます。
これは別に「アル中」というレベルの話ではなく、「毎晩の晩酌が欠かせない」くらいの軽度のレベルであってもそうなる可能性があります。
そしてやがては、虚無を感じたらそれを解決するためにまた飲む、という悪循環に陥っていきます。
3:体を動かしていない
これも、大きな原因の一つです。
現代人はもはやほとんど肉体労働を必要としません。しかしそれは本来であればかなり不自然なことです。
結果的に、生命力が徐々に低下し、虚無感に襲われるようになります。
4:やるべきことがない
誰かに必要とされること、やらなくては行けない仕事、そういったものが無くなると人は虚無感に苛まれます。
自分がいなくても誰も困らない。
そんな状況は、われわれの持っている「セルフイメージ」を著しく低下させ、結果的に虚無の世界に入っていきます。
5:生きる目標を持っていない(生きる目標を失った)
何かしらの目標を持つことは、イキイキと生きるために大切なことです。
目指すものがあれば、生きる意味を見出すことができますので、虚無感に襲われることもなくなります。
もともと、生きる目標がない、もしくは、生きる目標があったけど、挫折した、もしくは達成してしまった、という場合にも、虚無感に襲われる可能性があります。
虚無感を無くす方法
ここまで虚無感が発生する原因について簡単にお伝えしました。
原因がわかれば、自ずと解決方法も見えてきます。
虚無感を無くす方法
- 自分にあった食事、睡眠スタイルを見つけ実行する
- 飲酒習慣をなくす
- 積極的に体を動かす
- 責任のある仕事をする
- 目標や夢を見つける
ここでは、わたしの体験も交えて、解決方法も一つ一つ説明します。
1:自分にあった食事、睡眠スタイルを見つけ実行する
人それぞれ、健康状態を最高レベルに高めてくれる食事法や睡眠スタイルは違います。
それを見つけ出すには、情報収集はもちろんのこと、自分のそれまでの習慣を検証し、改善していく必要があります。
なかなか時間のかかる工程ですが、その労力の何倍もの恩恵があるのも事実です。
ぜひ、トライしてみてほしいです。
2:飲酒習慣をなくす
これもなかなか難しいです。
わたしも毎晩の晩酌を楽しみにしていたタイプで、人生にお酒は欠かせないものと考えていましたが、なんとか時間をかけて飲酒習慣を無くすことに成功しました。
結果的に、心身の状態が大幅に改善され、生きる気力もさらにもう一段アップしました。
私の場合は、今やりたいことがたくさんあり、「貴重な時間をどうやったら有効に活用できるか」ということを考えている状況だったので、比較的簡単にやめることができました。
心身の健康状態を高いレベルで保ちたい明確な理由。
そういったものがあれば、大好きな晩酌も比較的簡単にやめられるでしょう。
3:積極的に体を動かす
私の場合、ひどい虚無感から脱出したキッカケはこれでした。
過去、プータロー状態で、目標も失っていた私は「このままではまずい!」と感じ、いきなり人力車の世界に飛び込みました。
体育会系とは真逆の世界にずっといた私にとって、その世界は本当に新鮮でした。
一日中走り回り、人と積極的にコミュニケーションを取ることによって、しばらく続いていた虚無感が抜け出すことができたのです。
4:責任のある仕事をする
たとえ何かしらの仕事をしていたとしても、虚無感に陥ることはいくらでもあります。
あまり責任のない仕事を続けていると、張り合いもなく、活力が低下していくのです。
そんな時は、思い切って責任の重い仕事に挑戦してみると良いです。
もちろん、仕事はめちゃくちゃ大変でしょうが、それによって「虚しい」なんて言ってられなくなります。というかそんなことを感じている暇がなくなるということです。
結局、虚無感を感じている人は、「全力を出す必要のない生活」をしている場合がほとんどです。
時には自分の能力の限界以上のなにかに挑戦してみるべきでしょう。それを機に人生は大きく変わっていきます。
5:目標や夢を見つける
過去、わたしが完全なる虚無状態に陥った時の状況は
海外で音楽でメジャーデューを果たし、「売れる」という体験もし、やがてその世界の中で虚しさを感じ、完全に音楽から離れ南国を旅して日本に帰国
というものでした。
つまり、ずーっと掲げていた目標が消えてしまい、次の目標が見つけられずにいたのです。
加えて、仕事もせず、お酒も毎日飲んでいました。
目標や夢が無い人生を否定するつもりはありませんが、思いっきり充実した人生をおくりたい、というのであれば、夢や目標は必須です。
どんな無茶な目標でもいいのです。というより、ちょっと無茶な位の方がいいです。
「今のままの自分では絶対に叶えられない夢」を描くことで、明日への活力が湧いてきます。
※ちなみに私は、営業の仕事で年間トップセールスを取った直後にも、同じように虚無感を感じましたが、すぐに次の夢を描き、即退職の道を選びました。
その後すぐに虚無の世界を脱出し本来の自分を取り戻し今に至ります。
目標が無い状態で、いくらお金や物質的なものに恵まれたとしても、その虚無感から逃れることはできません。時に、自分の意思で、手に入れたものを一旦すべて捨ててみることも必要です。
まとめ
恐らく人生で誰しも一度は陥るであろう虚無の世界。その最中にいる時は、なんとも言えない絶望感があります。
しかし、物事には必ず原因があります。
今虚無の世界にいて、そこから抜け出したいという方は、今回ご紹介した方法の中でもしピンとくるものがあれば、ぜひ試してみてください。
きっと改善の兆しげ見えてくると思います。
最後までお読みいただきましてありがとうございました。