「物」の断捨離をする人は沢山いますが、「習慣」の断捨離までする人はあまりいません。
しかし、人生を決定しているのは「習慣」ですから、その慣れ親しんだ習慣を捨てる事は、人の人生に超強烈なインパクトを与えます。
最強の差別化とは「習慣の差別化」です。
この記事では、様々な「当たり前の習慣」を捨て去ることで人生を好転させてきたわたしが、その経験を基に「習慣の断捨離」についてお話したいと思います。
本記事の内容
習慣の断捨離が運命を変える
習慣というものは、成長の過程で身につけた「当たり前の行動」ですから、それを捨て去ることは容易ではありません。
しかしそれだけに、それを捨てた時のインパクトは大きく、大げさではなく、人生を大きく変える、つまり運命を変えるような破壊力があります。
あなたが何かの分野で成功を目指しているのであれば、当然「みんなと一緒」ではまずいですよね?
ですがもし、みんなが同じような事をしている時に、あなただけ違うことをする事ができれば、どれだけ差が付けられるかは想像できると思います。
ここでまずやるべき事は、「みんなにとっての当たり前」を疑ってみることです。
まずは当たり前の習慣を疑ってみる
みんなが持っている当たり前の習慣にはどんなものがあるでしょうか?食事、睡眠、歯磨き、化粧、お風呂、、、様々ありますが、ここでは食事を例に取ります。
まず、大半の日本人が「一日三食」を基本としていますが、実際には、この説には大した信憑性はありません。
どこかの偉いお医者さんや栄養士さんが「きちんとバランス良く3食とりましょう」というからそうしているだけです。
実際には、栄養摂取の最適解は人それぞれ全く違うので、一つのパターンに当てはめることは本来やってはいけないことです。
ですから当然、三食きっちり取らないほうが、圧倒的に高いパフォーマンスを発揮できるケースもあったりしますし、実はそういう人は想像以上に多いです。
現にわたしは、一日三食を捨てたことで、大きく人生が好転しました。
私が捨てた習慣
これまでにわたしが捨ててきた習慣をいくつかご紹介します。
これまでに捨てた習慣
- 1日3食
- 飲みに外出
- 毎晩の晩酌
- デザート(甘いもの)
- 音声通話
どれも、自分にとっては当たり前に繰り返してきた習慣ですが、これらをすべて捨て去りました。
1日1食生活
わたしが捨てた習慣の中で一番人生を変えてくれたのは、やはりこれです。
1日3食をバクバク食べていた頃のわたしは、とにかく疲れやすく、何もかも面倒くさく感じるタイプでした。
しかし、1食にしてからは、疲れにくくなり、明らかにパフォーマンスが向上しました。それまで面倒臭がっていたことも、スイスイできるようにもなりました。
結果的に、金銭的にも、そして時間の面でも大きなメリットがあったのは言うまでもありません。
※食事に関してはこちらの記事に書いています▼
»【体験談】一日一食はメリット多数。危険性は?成功者へのカギ
»【歴7年実践者が語る】一日一食でもお腹空かないの?その感覚とは
飲み会に行かない
わたしはとにかく飲むのが好きでした。新しい出会いを求めて、友人と都内の立ち飲み屋などに繰り出すこともよくありました。
しかし、今現在では飲みに行くことは基本的にありません。
それによって、かなり支出を抑える事が出来ている上に、健康面でも素晴らしい効果がありました。
そして、そういった盛り場に行かない、ということは当然、無益なトラブルに巻き込まれることもまったくと言っていいほどなくなります。
毎日の晩酌をやめる
これに関しては結構最近の話ですが、わたしは無類のビール好きで、夜に飲む一本のビールを楽しみにしていたタイプです。
しかし、晩酌をやめてみると、明らかに心身のパフォーマンスが上がり、やるべきこともスイスイできるようになったのです。
試しに、「飲んだ場合」と「飲まない場合」を何度も比較してみましたが、やはり、飲まない方が圧倒的に普段の生活の質が高くなるのです。
デザートという習慣をやめる
食後のデザート、というのは多くの方にとって大切な楽しみですよね。
わたしも子供の頃から、毎日と言って良いほど甘いものを食べていました。
「どれにしようかな~」とワクワクしながらデザートを選んでいたのを思い出します。
しかし、これも完全に卒業しました。
まず日常で甘いものを食べることはありません。砂糖も基本的にゼロにしています。
結果的に、虫歯にならなくなったり、金銭的にもメリットがあったり、健康面でも大きなプラスになったと思います。
音声通話をやめた
これは最近では実践している人も増えてきましたよね。
音声通話というのは、とにかく時間の浪費になります。加えて、自分のペースやスケジュールを大きく狂わせる原因にもなります。
わたしの場合、基本的にスマホは常にナイトモードになっています。ですので、着信によって自分の時間が中断されることがありません。
「電話」をやめることによって、無駄な時間を無くすことができ、より自己研鑽に集中することができるようになりました。
※最近では、音声通話どころか、親以外すべての人間関係を断捨離しました。
»【断捨離】独身男が人間関係全部捨てたら幸せになった【2021】
みんながやっている習慣を捨てると変人扱いされる
普通に生きてきた人間が、「みんなと同じ習慣」を変えたり、捨てたりすると変人扱いされます。これはある意味では当然のことです。
では、そういう時はどうしたらいいかというと、中途半端な振る舞いをしないようにすることが大事です。
覚悟を決めてはっきりとそれを打ち出す。
そうすれば、やがては周りの人間もそれに慣れていきます。しばらくはネタ的な感じになり、からかいの対象になることもありますが、そこでは自己主張はせず、ただ受け流すのが一番です。
自分の新しい習慣について、「正当性」を述べたりする必要はまったくありません。
なぜなら、習慣に「全人類共通の決められた正解」など存在しないわけで、どっちが正しいなどということを言い始めると、大抵は無駄な口論になるだけだからです。
習慣の断捨離がもたらすインパクトと効果
習慣が人生を作るといいます。
であるならば、習慣を捨て去ることによる人生への影響はとてつもなく大きいと考えられます。
へたに新しい習慣を取り入れるよりも、習慣を捨てるほうが、即効性がありインパクトが大きいです。
習慣の断捨離によってもたらされる時間的余裕
習慣の断捨離が人生を変える理由はとにかくシンプルで、単純に「自由に使える時間が増える」ということです。
人生で一番大切なもの、というよりは人生=時間なので、その時間が増えるということはそれだけ大きな意味があるのです。
よく、1日24時間というのはみんな同じ、だなんて言いますが、実は違います。
その人が持つ習慣によって、その人が持つ時間は違ってくるのです。
生み出された時間で何をするかで運命が決まる
慣れ親しんだ習慣を捨て、時間にゆとりが持てるようになったら、その時点であなたの運命は変わり始めます。
何か一つでもいいです。自分が成長するためのことにその時間を割り当ててみてください。
最初から無理していろんなことをやる必要は全く無く、たった一つでいいのです。
その小さな変化が、やがて大きな変化に繋がっていきます。
なせなら、人というものは自分自身の成長を実感すると、また次々といろいろなことをやりたくなるものだからです。
まとめ
物の断捨離も素晴らしい効果がありますが、「習慣の断捨離」はさらにものすごいインパクトをあなたの人生にもたらします。
世の中では「新しく良い習慣を身に付ける」ということをやろうとする人が多いですが、その前にやるべきことは「古い習慣を捨てること」です。
それによって時間が生み出され、健康状態が改善し、人生が少しずつ変わっていきます。
あなたがどんな人生を望むにしろ、「自分のために使える時間」がなければ変化を起こすことができません。そして、当然ですが、健康でなければいくら時間があってもそれを活かし切ることはできません。
ぜひ、何か一つでも良いので、これまでの古い習慣を試しに断捨離してみてください。
きっと良いことが起こると思います。
最後までお読みいただきましたありがとうございました(^^)