当ブログでは、成功、夢、目標達成などをテーマに記事を書いていますが、やはり「健康」というものについて語らないわけにはいかないでしょう。
「健康」というものは、何かと比較できるものではなく、人生のベースであり、ある意味では全てだと言えます。
私自身、かなり若い時から比較的高い健康意識を持っていました。
最初に健康というものについて考え始めたのは20代前半だったと思います。
「好きなものを好きなように食べる」というのが普通の若者の感覚だと思いますが、そういった意味では、ちょっとした変わり者だったかもしれません。(?)
通常、人は健康については、ある程度年を重ね、病気をしたり肉体に衰えを感じてから考えるようになるものでしょうから。
ですから、そんなちょっと早めに健康について考え始め、これまで様々な実践を行ってきた私だからこそ、伝えられるものがあるのではないか。そう思い、今回は健康というものについて少し熱く(?)語ってみたいと思います。
これまであまり健康について深く考えた事の無い方にとって、ある程度有益な情報も含まれると思いますので、ぜひ読んでみていただければと思います。
健康について考えるようになったきっかけ
私が健康というものを意識するようになった理由は、私自身が「弱かったから」だと言えるかもしれません。
私は、昔から常になんとなく疲れていたし、風邪なんかもよく引いていました。
友人宅でよく仲間で集まってのお泊り会(?)みたいなことを開催していましたが、友人たちに比べて明らかに体力がない。
皆、平気な顔で深夜まで遊んでいるのに、私はすぐに眠くなって寝てしまう。
外遊びをしたりBBQに出かけたりしても、途中から疲れて不機嫌になってしまうタイプ。(←めんどくさいタイプです笑)
「なぜ、私はこんなにも弱いのか?」そういった漠然とした疑問が常にあったのを思い出します。
当時の私にはプロミュージシャンになる、という明確な夢があったため、「こんな調子でどうやってプロという選ばれし者たちの世界で戦っていけるというのか?」という強い不安がありました。
その頃は、まだインターネットが一般的なものになったばかりの時代。
それでも、なにかわからないことがあれば、ネットで検索するようなことは普段からしていました。
そして、健康に関しても、実際に検索して、色んな事を調べたり。
その中には「え?ほんとかよ?」みたいな興味深い話も結構あって、好奇心が刺激された私は、健康に関して夢中になってネット検索をして記事を見つけては、むさぼるようにそれを読んでいました。
そして、情報収集だけでなく、やがて実践もするように。
まずはじめは取り掛かりやすいモノからということで、普段の食事から見直すようになりました。
※私の食事法についてはこちらの記事に詳しく書いています➡(私の食事法)
そして食事以外、運動や睡眠も色々試す中で、それなりに自分に合ったスタイルを確立していきました。
健康になればなるほど
様々な試行錯誤を経て、慢性疲労、頭痛持ちだった私も、人並以上の健康を維持できるようになりましたが、そこで感じたのが、健康とは肉体面だけに関係しているのではなく、精神面にも大きな影響を与えるものだということでした。
健康状態が悪いと、妙に怒りっぽかったり、すぐ面倒臭くなってしまったり、内向的になってしまったりと、メンタルにも悪影響があります。
反対に、健康状態が改善されてくると、嘘のように精神が落ち着いてくるし、非常にポジティブになり、それこそ何でも出来るような気分になってくる。
あれだけ内向的だった自分が、むしろ、社交的な状態にまでなった時には、本当に驚いたものでした。
なので、健康について学び、実践してきたことは、私にとってとんでもなく大きな価値があったということです。
誇張でも何でもなく、人生を変えてくれたと言えるでしょう。
そして、当然の如く、夢の実現や目標達成の確率を大幅に引き上げてくれました。これは間違いないです。
なぜなら、健康であるということは、常に良いパフォーマンスを発揮できるということ。
何かの本番時はもちろんのこと、普段の学習や練習の効率も高くなります。
風邪なんかもほとんど引くことが無いので、寝込んだり、病院に行ったりするために時間を無駄にしてしまうこともない。
健康管理をマスターすることは、圧倒的なアドバンテージを獲得することになるのです。
「真の成功」は健康無くしてあり得ない
健康というものの有難さを痛感するのは、一般的にはある程度年齢を重ねてからだと思います。
恐らく多くの場合は40歳を超えたあたりでしょうか。
ある程度健康であったとしても、体型も変わり、白髪もぽつぽつ目立ち始め、若い頃との体力的な違いも実感し始める。
このブログのテーマでもある「真の成功」というのは、一時的に何かしらの結果を残すということではなく、持続的に成功し続けることを意味します。
つまり、人生の後半戦においても、より大きな結果を残しつつ、健康で幸せに生きていくということです。
となると、まさに健康が衰えてくる中年期以降において、健康管理のスキルがあるかどうかで、それこそ真に成功できるかどうかがすべて決まってくるという事なのです。
一つ例を挙げるとするならば、Appleの創始者であるスティーブジョブズ氏は、まさに典型的な例だと言えるかもしれません。
彼は世界的な成功を収めつつも、56歳という若さでこの世を去りました。
そして、彼が残したとされる「スティーブジョブズ最後の言葉」という有名な文章がありますが、その中で語られていたことはまさに、「人生で最も大切なものは健康」という事なのです。
その中で私が印象深かったのが、
「自分の代わりに病気になってくれる人はいない」という一文です。
あれだけの成功を収めた人です。お金を払えば大抵のことはなんでも人にやってもらえたでしょう。
それこそ、食事を作ってもらったり、掃除をしてもらったり、運転してもらったり、、、
しかし、健康というものだけは、唯一、お金の力ではどうにもならないものだ、ということ。
一度ダメになってしまった体は、少なくとも現代の医学では取り戻すことは不可能です。
例え何兆円積んだとしても。
当たり前のことのようで、忘れがちなこと。
健康とは、健康な時には空気のようなものなのかもしれません。
あって当たり前のもの。
しかし、一度失えば、それがすべてだということに気付く。
もしあなたが、寝たきりになった状態で「これあげる。はい、10億円」と言われて素直に喜べるでしょうか?
自分にあった方法を見つけよう
さて、この記事では、健康でいることの大切さ、健康の価値、健康でいることの優位性についてざざざっと書いてみました。
しかし、「健康になる方法」というのはあるようで実際にはありません。
なぜなら、人間の身体というのは個人差が大きく、こうすれば絶対に完璧な健康体になります、という決められた手法はないからです。
おまけに昔から「病は気から」と言うように、病気は、我々の物の考え方というカタチのないものが大きな原因の一つでもあります。
ですから、ある程度は情報収集しつつも、とにかく、自分で色々試してみる必要があるのです。
もしかしたら、生き方、考え方という根本的な部分からじっくり時間をかけて修正していく必要もあるかもしれません。
私も、そうやって試行錯誤しながら、自分に合う方法を探し続けてきました。15年余りの時間をかけて。
これは、私にとって大きな財産です。
本当に、何よりも価値のある知識であり、スキルだと言えます。
もちろん、まだ完璧だとは当然言えません。
しかし、少なくとも、二十歳の頃の自分と比れべば今は、雲泥の差とも言えるほどの健全な心身を手に入れました。
是非、皆さんもこれを期に、たった一つしかない、自分の身体、というものと真剣に向き合ってみてはいかがでしょうか。
最後までお読みいただきありがとうございました。