ブログ初心者が100記事書いたらどうなるかを知りたいですか?
この度、記念すべき100記事目を迎えたわたしが、早速その結果をお伝えします。
- ブログ投稿記事数:100記事
- ブログ運営歴:3ヶ月
- 月間PV数:約600
- 累計収益:数百円
以上です。なかなか夢が無い結果ですよね?(-_-;)
ここで記事を読み終えていただいても良いのですが、一応それなりの分析結果を以下に書き記しておきますので、気になる方は続きをお読みくださいませ。
本記事の内容
初心者がブログ100記事書いてもアクセス増えないし稼げない
記事冒頭の「100記事書いた結果」を見て、「え!?こんなもんなの!?」と思った方は、この記事に出会えて良かったのではないかと思います。
その認識のままブログを始めていたら、100%挫折が待ってたはずです。
3ヶ月書いてみて思うのが、つくづくブログ運営の初期は「メンタルの戦い」だなーということです。
諸悪の根源は情報商材の謳い文句
ネットを検索すれば「ネットビジネスをやれば簡単に儲かる」と誤解させるような情報商材がゴマンとあります。
最近でこそ胡散臭い商材は減ってきたようにも思えますが、それでも今も尚「ネットビジネス=リアルビジネスより楽」というイメージが人々の脳内に刷り込まれているようです。
それがそのままブログ初心者の挫折率の高さに反映されているのですから、やはり過度な煽りセールストークを多用する情報商材の責任は重いと言わざるを得ません。
短期間で少しでも結果を出したいのであれば「トレンドブログ」だと言うが
今もなお、トレンドブログは、短期的でアクセスを集めアドセンス広告で稼ぐ代表的な方法です。「トレンド」ですからネタ切れはありませんし、努力さえできるなら特別な経験も不要です。
しかし、わたしも少しだけその世界を覗いたことがあるのでわかるのですが、そこで必要とされる作業内容がかなりエグいです。
3ヶ月程で万単位のお金を稼ぐようなトレンドブロガーは、平気で毎日5~10記事を書くようなやり方をしています。
物凄い努力だなとは思うのですが、その執筆ペースからして、どう考えても普通の書き方ではないというのは、ブログの記事を書いたことがある人なら理解できるはずです。
もし、1日に10記事を書こうと思ったら、とんでもなく雑な記事にせざるを得ません。長年の経験があるブロガーならまだしも、ブログ初心者がそれをやろうとすれば、心の底から「ゴミだな」と思われるような記事を量産することになってしまうでしょう。
トレンドブログで稼ごうというのなら、それなりの覚悟が必要です。どんな覚悟かというと、「お金稼ぎに魂を売るような覚悟」です。
加えて、短期間での集中アクセスを狙う場合、書く内容もゴシップ系や事件系、流行り物に偏る傾向があり、そういった意味でも「それに徹する事ができるか」が問われます。
「自分の熱いメッセージを届けたい」とか「人に人生を変えられるような文章を書きたい」という思いを持つ人間には、とても耐えられない気がします。
それでも「稼ぐためだ!」と決心し、無理やり大量の記事を投稿し一時的に稼げたとしても、やがて精神が病んでしまい、それ以上続けてはいけないでしょう。
短期間で結果を出すもう一つの方法が「ゴリゴリにSNSを活用」
ブログの成功スピードを強烈に短縮する真っ当な方法が唯一あるとすれば、「ゴリゴリにSNSを活用」することです。ただ、これは誰でもできることではありません。
そもそも、ブログを始める段階で「すでにフォロワー○万人」という人は少ないはずだからです。もちろん、ゼロからSNSを開始してもいいのでしょうが、ブログとはまた違った意味でフォロワーを増やすことは大変だと思います。
それに、SNSは合わない人は合わないというのが正直なところ。SNS頑張りすぎて、ブログが疎かになるなら本末転倒ですね。
もちろん「むしろSNSが死ぬほど好き!」という人は、ガンガン活用すべきでしょう。
私の場合は、とりあえずブログをまず100記事書いてからぼちぼちSNSもやろうと思っていたで、そろそろTwitterでも始めようかなと考えていますが、時間配分が非常に難しそうだなと予感しています。
本当に成功しているブロガーさんは「すぐ稼げる」とは言わない
ここ数ヶ月の間、色々なビジネス系インフルエンサーの発信を見てきて感じたのが、本当に根強いファンをたくさん抱えているような方は「稼ぐ厳しさ」を発信しているということ。
逆に、本当に稼いでいるのかわからない、ファンがほとんどついていないような発信者の言うことは「楽々稼げる」というものが中心だったりします。
確かに、時流とテクニックがばっちり噛み合えば一時的に月収数百万!というのはありえるとは思いますが、はたしてそれが本当に良いことなのかは甚だ疑問です。最初から運良く当たってしまった人はその後どうするのかな?と心配にすらなります。
一度甘い汁を吸った人間の末路は決まっています。言うまでもありません。
長期的に成功し続けている人間は、100%の確率で「苦労した経験」を持っています。これに例外はないはずです。(本人が自覚していない場合、認めない場合はある 笑)
ですから、真っ当な方法で長期的にブログを運営し、少しずつ成長させていく事は、そういった地道な苦労の経験も積むことができ、忍耐力を養うことにも繋がるので、長いスパンで見れば最高の挑戦になるかと思います。
すぐ稼ぎたい人は時間の無駄なのでブログはやめた方がいい
基本的にブログは年単位で運営していくものなので、即金を狙っている人はやらない方が良いでしょう。
逆に、コツコツと育てていくことが好きな人にとって、ブログ運営はピッタリです。
私自身も、「すぐ達成できる目標はつまらない」と考えている方なので、ブログを真剣にやろうと思いました。
これからどんな感じで育てていけるかを考えると、本当に楽しく執筆ができます。「ブログはオワコン。稼げない」なんて声を聞くと、余計やりたくなったりします。
何度も何度も壁にぶつかりながら、少しずつうまくなっていく、という体験こそ、人生の喜びです。
私にとっては、音楽と英語がその対象だったわけですが、そこに最近新しくブログが加わったというわけです。
まとめ|ブログは長期でやるからこそ旨味がある
本記事では、「初心者がブログ100記事書いたらどうなったか」をお伝えしました。
私の場合、かなり長期的戦略を持っているので、「100記事執筆=ウォームアップ」という感じで捉えています。(記事もリライト前提で、完成度を6割程度にしています)
この三ヶ月間は期待が無かった分、非常に楽しく記事を書くことができました。
これから、ブログを始める方にお伝えしたいのが、まずは「挫折をしなければなんでもいい」という感覚で書いてみるといいのではないか、ということです。
もちろん、才能あふれる方であれば、100記事で稼げるようになるかもしれませんが、実際にはそうならない方の方が圧倒的に多いはずです。自信や勝算がある方以外は、ぜひ「継続すること」のみにフォーカスして、100記事ほど書いてみることをおすすめします。
本腰入れるのは、そのあとで十分です。無駄に焦って、悲壮感もってやったって仕方ないです。
せっかく始めたブログですから、出来る限り楽しくいきましょう^_^